歯周病Q&A

奥の歯茎の一部が少し取れて、そこから歯茎の中に真横に寝た状態で生えている親知らず側面がのぞいています。歯は虫歯になっていませんが、その部分の歯茎が歯槽膿漏になり、膿が出てきました。
医者に行きましたが、親知らずをとれば治るとの事。ただし、親知らずが横に走っている神経に接触しており、取り出すときごくまれに神経を傷つけることもあるとの事でした。神経を傷つけると下の歯の感覚が無くなるとの事なので、とらないで治療（ブラッシングと時々膿を取り除いてもらう。付ける薬は特に無いとの事）をしばらくやってみるか迷っています。(2005.11.14)
親知らずが少し見えてて、プラークコントロールが難しい場合では、抜歯が第一選択となります。
下歯槽神経が近くても抜歯は可能で、神経麻痺の可能性は１％以下です。
もし麻痺が抜歯後にあったとしても半年～２年の間にはほとんど治癒します。
大学病院の口腔外科では、そのような下歯槽神経が近い親知らずの抜歯を専門に行っていますので、心配でしたら一度相談されてみてはどうでしょうか。